世界マーケティング短信:コロナ禍後の広告界
Ryoko Tasaki
今週も世界のマーケティング界から、注目のニュースをお届けする。
資生堂、コロナ禍のイノベーション
Surekha Ragavan
パンデミックの最中、リテールテクノロジーの活用などデジタル変革を急速に進めた資生堂。アジアを統括するデジタルマーケティングディレクターに、その戦略を聞いた。
「XAI」はブラックボックスを透明な箱に変える
Shou-De Lin
AIによる経営判断への影響が増大するにつれ、AIの判断に対する監視を強める要求が高まり、「説明可能なAI」の開発へとつながってきている。この新しいトレンドの背景を、Appierのチーフマシンラーニングサイエンティストが説明する。
2021年マーティングトレンド:オムニチャネル、eコマース、プライバシー、そして5G
Rico Chan
「パンデミックによってデジタルマーケティングへの期待が高まり、オムニチャネル戦略とeコマースへのより革新的なアプローチが求められるようになった。一方で5Gは、パーソナライゼーションと没入型体験に新たな機会をもたらすだろう」 ベライゾン・メディア(Verizon Media)のリコ・チャン(Rico Chan)氏は2021年をそう予測する。
陳腐化した「インスタ映え」写真を一刀両断
山頂で腕を広げたり、海辺で足を投げ出したり、岩の上で瞑想したり……。ソーシャルメディアでよく見かける構図の写真を、ニュージーランド政府観光局が一蹴する。
世界マーケティング短信:ブランドの問題提起
広告戦争:比較広告がニュースの見出しを飾る理由
Eularie Saldanha
ブランドが公然と競合他社を批判するようになった。Campaignではその理由、効果、適法性、ブランド間の争いに終わりはないのかを探った。
ブランドセーフティは、いつもソーシャルメディア上の問題だ
Andrew Tenzer
人々は安全ではないプラットフォームと良質なニュースパブリッシャーを区別できることが、調査で裏づけられている。ならばメディア・広告業界にもできるはずだと、英国のニュース出版社リーチ(Reach)のディレクターは主張する。